
iPS細胞に代表される再生医療周辺分野や先端医療機器分野へ事業拡大を進めています。
大学病院様との共同研究に初期段階より参画し、医療分野の知見を蓄え、今後の特需に備えています。中小企業だからこそ、ニッチな分野にチャレンジングに取り組むことができ、エンドユーザーの満足をめざして、日々ひたむきに、研鑽を積んでいます。
細胞分注ロボットシステムの開発
精密加工技術を駆使して、3次元細胞培養技術を自動化するロボットシステムの主要部品の開発に取り組んでいます。3次元細胞培養は、従来の平面培養では得られない細胞活性を観測するため、薬物の毒性試験やスクリーニング、動物実験の代替など様々な分野で注目されている培養法です。しかし、注目される一方で、細胞培養士の育成やコスト管理に大きな課題を残している現状があります。弊社では、培養技術の平準化と低コスト化を命題に、日々、研究に取り組んでいます。
再生医療において培養した軟骨の移植挿入装置の実用化に向けて、県内の医療センター様と産業技術センター様と共同で開発を行っております。弊社では、再生医療という今後需要が見込まれる分野周辺の医療機器の主要部品開発を研究機関や医療施設と共同で取り組んでいます。
局所脳冷却によるてんかん発作波の抑制が、2001年に発見されました。弊社は、局所脳冷却デバイスに関して、世界的にも先進的な研究を進めている大学と共同研究・開発を進めています。
てんかんの発作は、一過性の全身痙攣だけでなく、意識・記憶・認知の混濁など心身ともにさまざまな症状を引き起こすため、患者様の日常・社会生活に多大な支障をきたし、生命の危機を要する場合もあります。ついては、早急な症状抑制システムの必要性から使命感を持ち開発に取り組んでおります。
てんてく棒は、山口大学医学部様と共同で開発した、歩行器に取り付ける点滴スタンド、輸血ポンプ取り付け福祉器具です。すでに、多くの病院に導入されおり、2か所を固定するだけで既存の歩行器に簡単に取り付けることができます。平成28年度特定テーマ事業化支援助成金制度を利用し、商品化されました。
意匠にかかる物品 | 点滴スタンド用支持具 |
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出願番号 | 意願2015-024097 |
出願日 | 平成27年10月29日 |
登録日 | 平成28年5月13日 |
参画プロジェクト
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納入実績
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